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そろいもそろってフィードバック

まじんのおのを装備できない

生命・文化のアトラクタ:掘り出しレコメンド

オススメの本を紹介します。

「生命の見方」佐倉統

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 著者は東大心理学部卒、京大理学研究科卒、執筆当時は横浜国立大学経営学助教授、現東京大学教授である。

本書は20年ほど前の著者の科学エッセイです。

 

タイトルは普段使わない言葉の並び、専門教材のようでもあり、J・モノーの「偶然と必然」を彷彿とさせます。

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偶然と必然は生物学、生命の機構、進化、について、の専門書を一般向けにしたようなイメージがありますが、

 

生命の見方は、もはや単なるエッセイ

 

なんせはじめに、寄生獣の話が出てきます。

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著者の「子供の頃、眠る時、暗い部屋でこのまま死んだらどうなるか?死後の世界はあるのか?想像するのが楽しかった。」そんなモチベーションそのままに

研究、知識、流行、科学、技術、文化、環境、倫理、多岐に渡る話題でもってして書かれた

「著者から見たこの世界の本」である。

 

幼稚なモチベーションと理系の合理主義で展開されていく。

 

生きてるってなんだ?死んでるってなんだ?哲学ってなんだ?

感情ってなんだ?思想ってなんだ?愛ってなんだ?

各々の存在があるか、ないか、から出発して、更なる疑問を模索していく

これは何かを信じる為ではなく、世界を理解する為の本だから

もっというと、「世界を理解するのを楽しむタイプの本」だから

 

 

「著者から見たこの世界の本」という意味では、偶然と必然とも相似通った内容であり、

付けられるべくして、自然に付けられたタイトルである。

20年後、古本屋で偶然手に入れた私は然るべく感動し、当然推薦したくなった。

 

好奇心をそそるサブタイトルが並んでいるが

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著者が研究していた、社会生物学についてのエッセイは、確実に知識を増やし、既存の価値観に付与できる内容です。

 

 

文化や思いやり、法律ですら生物学的なアプローチを試みてるのは面白い

学問とはなにかを理解するためのものでもあるので、決して奇を衒っている訳では無い

 

生物に興味のある方

社会に関心のある方

文化芸術が好きな方

心や感情について考えたい方

未来を思う方

過去を知りたい方

もうほとんど全ての人が該当しちゃう気がしますが、

とりあえずインテリぶりたい方にはオススメです。

 

ちなみに

 

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  Amazon在庫切れ

 

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 僕はブックオフで500円で掘り出しました!!

 

入手経路は限られてますが、行き当たりばったりの偶然で見つけるしかないでしょう

 

 

ご一読ありがとうございます。